この度、MZ VINAの取組を機関紙「環境管理・11月号」に取り上げて頂きました。
題目「ベトナムのフロン法整備の動向と並走するMZ VINAの取り組みの動き」
ご興味がある方は、是非ご一読下さい。
以下、『環境管理』、2026年11月号、vol.62、No.11、p.46-51、(一社)産業環境管理協会、許可を得て転載(一部弊社にて編集・P50のみ転載)
「ベトナムのフロン法整備の動向と並走するMZ VINAの取り組みの動き」
MZ VINA 代表 羽田大剛
4. MZ VINA COMPANY LIMITEDの2026年までの歩みと今後の課題
3章にて述べた、2023年6月からの活動開始、適合証明、各種周知活動などを
経たかいもあり、MZ VINAでは2026年度半期にしてすでに昨年度の回収量を
大きく超える依頼を頂いている。日本ではHFCだけに関心が集中しがちだが、
ベトナムでは依然としてHCFCの方が回収量が多い。日本政府がアジア諸国での
フロン回収システムの定着を目指すのであれば、HFCだけを特別扱いせず、
同じ温室効果ガスであるHCFC,CFCと同じ扱いをすることがまず重要である。
回収量が大きく増えたことは大きな成果である一方、現場での課題はまだまだ
多く残る。その一つが回収されたフロン類の純度である。処理依頼された
フロン類の半数以上は純度が低く破壊処理せざるを得ない状況となっている。
この「純度が低い」という問題は「違うフロン類が含まれている」という事で
あり、ベトナムにおける空調設備やメンテナンス技術の品質に起因するものと
考えている。ベトナム国内では設置されている機器や冷媒配管から
「冷媒漏れ」している事が常態化してしまっており、毎年のように冷媒充填を
行っている企業も少なくない。冷媒漏れによる冷媒不足で空調の効きが
悪くなり業者に依頼するが、その際にメーカーや信用がおける企業へ
依頼することなく、安さを優先し業者を選定する事で、間違った方法で回収と
再充填する事や全く違う冷媒種を充填する事が発生してしまい、
純度が下がってしまっていると予想される。
また純度が低い冷媒を使用する事で、故障や空調の熱交換にも
影響すると考えられる。日系企業などで参入、技術支援等を検討いただいている
皆様においては、機器撤去や更新時に正しくフロン回収を行う事は当然では
あるが、その前に工事を依頼する業者の選定も、安さを優先する事なく、
品質や技術を正しく見極め依頼する事をオススメする。
以上、全文ご覧になりたい方は、是非環境管理をご覧頂ければ幸いです。